「日本のいちばん長い日」

今日は久々に映画を観て来ました。
戦争をテーマにした映画は苦手で今まであまり見たことがなく、「日本のいちばん長い日」もどうしようか悩んだのですが・・・観て良かった。
本当は中学生の甥っ子達にも一緒に観て、感想を聞かせて欲しかったのですが・・・
結局一人で観て来ました。

鈴木総理役の山﨑努さん、やっぱうまいし、すごい役者さんだなー、とつくづく感心。
鈴木総理のことはもちろん実際には知らないけど、山﨑さん演じる鈴木総理は素晴らしい方だと思えました。
そして昭和天皇を演じた本木雅弘さん、本当に良い役者さんになったなー、もう元シブガキ隊のもっクンなんて呼び方は出来ない！
天皇陛下を演じるなんて、プレッシャーとか不安とかいろいろ葛藤もあったのではないかと想像しますが、すごく良かったと思います。

役所広司さん演じる、この作品の主人公ともいえる人物阿南陸相、鈴木総理や昭和天皇に比べると、私としてはあまり惹かれる人物ではなかった。
立場上、辛かったとは思うし、家族思いの良い家庭人でもあったと思うけど・・・
責任の取り方が、時代が違うせいか、私には理解できないかな。

そして、畑中陸軍少佐演じる 松坂桃李くん、残念なことに坊主頭が似合ってない！
国や天皇を守りたいと思う気持ちは分かるけど、あくまでも戦争を続けるとクーデターを企てるというのは、全然理解できない。どんどん目が狂気を帯びてきて、怖かった。やはり戦争と言うのは、人間から冷静な判断力をも奪ってしまうのだな・・・

つくづく、今の平和な日本はこの時の昭和天皇を聖断があってこそ、そして鈴木総理やその他のもろもろの人達の苦悩や決断などがあってこそなんだなー。
もしも天皇が別の決断をされていたら、若手将校たちのクーデターが成功していたら・・・？と考えると・・・
今の時代の政治家たちに、本当にここまで国民のことを考えてくれてる人、いるのか？？？

「アリスのままで」

今日から７月、今年ももう半分終わってしまった・・・
2015年後半、最初の映画は「アリスのままで」。
これも予告を観た時から絶対観たいと思っていた作品です。

若年性アルツハイマーを、50歳と言う若さで発症してしまったアリス。
それも遺伝性・・・
発症が早く、さらには教養の高い人ほど進行が速いという、アリスにとって最悪の条件が揃ってしまいました。
全てを忘れていく恐怖や不安、本当につらい。
それをすぐそば見守るしかできない家族は、本人以上につらいかも。
映画では、次女との関係ばかりがクローズアップされていたけど、私としては長女の方が気になる・・・
検査を拒否した次女よりも、陽性の結果が出てしまったお姉さんの方の今後の方が、私は気になる・・・
ようやく妊娠・出産を経て双子の赤ちゃんの母親になった彼女は、今度は自分の双子の子供にこの病気が受け継がれていないかとか、自分が今の母親くらいの年齢になった時、100％の確率で自分も発症してしまうと分かっていて、その状況で日々悪化していく母親の姿を目の当たりにして・・・

主演のジュリアン・ムーア、アカデミー賞受賞も納得の、すばらしい演技だったと思います。

長男役のハンター・パリッシュという役者さん、初めて見たけどなかなかイケメン！
さっそくwikipediaでチェックしたら・・・衝撃的なくらいひどい写真が掲載されていて、びっくり！！！
もっと他に、いい写真があるだろうにねぇ・・・

「ハイネケン誘拐の代償」

今日は「ハイネケン誘拐の代償」を観て来ました。
久しぶりのブルグ13。
水曜日でレディースデイのせいか、チケット販売機の前は結構並んでました。
「ハイネケン誘拐の代償」が上演されるシアター13は、ちっちゃーいシアターでした！

映画の方は、1983年に実際のオランダ・アムステルダムで実際に起こった、世界的にも有名なビールメーカーであるハイネケンの創業者が誘拐された事件が描かれています。
事件は、犯人全員逮捕で幕を閉じますが、残されたままの謎もありそうです。
奪われた現金の大変がまだ見つかっていないとか、主犯格のコルが後に暗殺されたりとか。
そして何より、犯人たちの素性を警察に密告したものがいたようですが、それがいったい誰だったのか？

この映画が本当に史実のままであるとしたら、ハイネケンという人物は、相当腹の据わった人だったんだろうなー。
やっぱ、あれだけの大企業の創業者だけあって、タダモノではない！

犯人たちは、銀行強盗で手にした現金だけでやめておけば良かったのに・・・

すっごく面白かった、というわけではないけど、現実にあった事件だと思うと興味深い。
密告したのが誰だったのか、知りたい！

「海街diary」

今日は、「海街diary」を観て来ました。
鎌倉を舞台にした、4人姉妹の物語です。
ほんとーに、美人姉妹！
特に長澤まさみサン、スタイル抜群でかわいい～（●＾o＾●）
4人の女優さん、それぞれ役柄にはまっていて、良かったです。
主演の4人以外のキャストも、みんな良かったなー。
特に樹木 希林さん、風吹ジュンさん、リリー・フランキーさん。
前田前田の 弟、旺志郎くんが普通に役者さんになっててちょっとびっくり。

ストーリーは、ものすごく大きな事件が起こるわけではないし、劇的な結末を迎えるわけでもなく、
割に淡々と進んでいく感じ。
鎌倉の風景とマッチして、いい感じでした。
私も女ばかり、3姉妹の末っ子なので、4人のやりとりに共感できる点もあったし。

久しぶりに鎌倉に行きたくなりました。
それも、江ノ電に乗って、ぶらぶら散歩でもしたいなー

「予告犯」

今日は「予告犯」を観て来ました。
朝、横須賀線が上下線とも運休になってしまい、あわや上演時間に間に合わないかも！
とかなり慌てましたが、バスと私鉄、東海道線を乗り継いで、なんとか上映開始ほぼＪｕｓｔに座席に滑り込みセーフ！
走ったりして頑張った甲斐あり、ありました（●＾o＾●）
原作は漫画ということですが、読んだことがないので、原作とのイメージの違いとかを気にすることなく、先入観なく観る事が出来ました。
荒川良々さん、濱田岳さん、鈴木亮平さんと、個性あふれる俳優さんに囲まれて、主演の生田斗真さんも十分存在感を発揮していたように思います。
ジャニーズ＝アイドル、というイメージを払拭してくれるような、良い役者さんになってきたなー、今後も楽しみです。
ヒョロことネルソン・カトー・リカルテ役の役者さん、見たことない顔だけど、本当にフィリピンの人？と思いきや、福山康平さんという、れっきとした日本人！しかも新人さん！上手！

ストーリーも、面白かった。
笑っちゃうシーンもあり、切なくもあり・・・

そしてついでに・・・お気に入りの窪田クンが出てるの知らなかったので、思いがけずスクリーンで見られてちょっと得した気分？！

「シンデレラ」

今日は、国内映画ランキング４週連続Ｖと、大ヒット中の「シンデレラ」を観て来ました。
良く知っているストーリーなので、ハッピーエンドなのは分かっているだけに、安心して観られました！
シンデレラ役の女優さんは、きれいだけど、まゆ毛の黒いのがやや気になった・・・
それと、舞踏会には髪をアップにしていって欲しかったなぁ～
王子役の俳優さんは、綺麗な目の色でした。
でも、それほど素敵ではなかったような・・・
なんだかんだで、一番良かったのは継母役のケイト・ブランシェットだったな。

「脳内ポイズンベリー」

今日は「脳内ポイズンベリー」を観て来ました。
期待ほどではなかったけど、まぁまぁかなー。
正直言って、主人公のいちこがそんなに魅力的に思えなかったし、彼女を取り巻く男性ふたりとも私の好みではなかったので、いまいち入り込めなかった。

けど！脳内会議のメンバーは、全員良かった（●＾o＾●）
西島さんも浅野さんもひよりちゃんも、面白かった。
そして、吉田羊さん！はまり役って感じで、すごくおかしくて、良かった！好きだなー
そしてそして、神木君！かわいい！
あの髪形も似合ってて、能天気なポジティブっぷりが、最高！

「王妃の館」

今日は「王妃の館」を観て来ました。
勝手に、「謎解きミステリー」系のストーリーを想像して楽しみにしていたのですが・・・
全然ミステリーじゃなかった！
正直言って、期待してたほど面白くなかったです(>_<)
特に魅力的なキャラクターもいなかったし、ルーブル美術館のシーンもそれほど。。。
私の好みではなかったけど、「面白かった！」と言っている声も聞こえたし、
今月末まで有効の無料チケットを利用したので、まぁいいか。

「名探偵コナン 業火の向日葵」

今日は、姉と甥っ子2人と共に、「名探偵コナン 業火の向日葵」を観て来ました。
「漆黒の追跡者」以来、この時期の恒例となったコナン映画、今回で7作品になります。

今回は、ゴッホの名画「ひまわり」にまつわる事件です。
実在する美術館、東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館が登場！
今度、行って本物の「ひまわり」を観たいな〜って思いました！

映画の方は、まぁまぁ。
今回は、犯人の犯行動機が良く分からなかった。
というか、全然納得できる理由じゃなくて、なんだかなぁ〜

怪盗キッドが大活躍って感じだったので、キッドファンにの人は嬉しいかも？
一番印象に残ったのは、蘭ちゃんのありえないほどの馬鹿力かなー( ^ω^ )
来年も観に行けるといいな！

「マジック・イン・ムーンライト」と「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」

今日は、久々に２本の映画を観て来ました。

まずは午前中、「マッジック・イン・ムーンライト」を観ました。
「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞した、コリン・ファースが主演のロマンティック・コメディ映画。
人に是非にと薦めたくなるほどではないけど、軽いタッチで気楽に観られました。
相手役のエマ・ストーン、大きな目が魅力的で可愛いかったです。
コリン・ファースとでは、ちょっと年齢が離れすぎてるけど・・・


そして午後は、マイケル・キートン主演の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」。
なんとも・・・不思議な感じの作品でした。
ラストも衝撃的というか、不可思議と言うか・・・
そして、奇しくもこの作品にもエマ・ストーンが主人公の娘役で出てました。
「マッジック・イン・ムーンライト」とはまったく違ったイメージの役だったけど、やっぱり可愛かった！